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墨娯書道教室

書道教室日誌2012.10.17

このところの水曜クラスの中では、欠席の方がゼロで、全員ご出席の回となりました。土曜クラスからの振替の方もいらしたので、机を一台増やして、9名での授業。台風の影響で雨模様でした。

 

筆を持つ位置は、半紙程度の大きさに、楷書や行草書などを書く場合は、軸の中心から少し下の箇所を二本指で支えるようにして持ちます。筆の持つ位置というのは、どのサイズの筆で、どのくらいの大きさに、どの程度の文字の大きさを書くのかによって、必ずしも一定ではありません。線質の向上を目指すには、書く際に、筆の弾力を効かせるようにします。その為には、軸を持つ位置が的確でないと穂先に適度な弾力を与えることが出来ません。線質をよくするには、穂先に掛ける弾力の入れ方の変化が滑らかであれば、線質にキレがありつつも、自然な太細の変化が出せるようになるのです。筆の軸の下のほうを持った場合は、この弾力がなかなか入りにくいので、線質が向上していきません。確かに筆の扱いに慣れていない初心者にとっては、軸の下のほうを持つと、安定しやすく字形が取りやすい為、無意識のうちに軸の下のほうへ、持つ位置が落ちていってしまいがちですが、線質がなかなかよくなっていかないなってしまいます。初心者の方の線がゆがむのは、練習を積むうちに改善していくものです。書いている最中に、自分は軸のどこを持っているか、時折確認するようにしてください。習いたてのうちは直すことは難しくないですが、ある程度時間が経ってから直すとなると、癖となっていてなかなか直らないものです。

 

この軸の持つ位置ですが、大きな作品に何行も書く場合などは特に、軸の上のほうを持って、筆の弾力を最大限に活用していきます。軸先を「遊ばせる」ことにより、キレのある線、意表を突いた線など、多彩な線が生まれ、活力あふれる作品に繋がるのです。

 
 


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